
昨日、タナゴ竿を5本つぎに改造して試し釣りをしていて、今日(2008/6/15)町会のタナゴ調査があることを聞きました。
朝、現場を通りかかってみてみると、本格的に網を用意しているようでしたので、帰り道に立ち寄って見学させて頂きました。
これがセットされた網の様子です。


捕獲された魚種は、本モロコが7割くらい、大陸バラタナゴが1.5、ヤリタナゴが1、カネヒラ0.3、銀ブナ0.2、後はドジョウとヨシノボリ、外道にアメリカザリガニでした。
先日、フナ釣りに来ていた釣り人が「フナが釣れない」と言っていましたが、確かに少ないですね。一昨年に、私が子供と一緒にフナ釣りをしたときには、いくらでも釣れたのですが。
下の写真は、タイバラのオス・メス。もう卵管が伸びていましたが、3日ほど前に上流部で釣ったタイバラのメスのようには腹がふくれていませんでした。
これは、産卵後なのでしょうか?
この川ではイシガイの生息を確認しておりませんので、産卵があったのかどうかは分かりません。
ただ、小さな1年仔が多数いましたので、あるいは自然繁殖があったのかどうか…

次の写真は、知り合いのTさん親子が昨年放流したカネヒラの子供ですね。ひれに特徴があります。
大きくなると、体高がせり上がり、横綱級の美しく立派な魚体となりますが、まだ子供ですのでカネヒラらしさは見られませんね。
このカネヒラは、Tさんたちが霞ヶ浦に遠征した際、大量に浮いてきた新仔を目の細かな網ですくって、ブクブクで生かして持ち帰り少し上流の堰の上手に放流したものです。
先日、スルスル仕掛け試しつりで、さらに上流の堰の上手でもこのカネヒラが釣れて驚きましたが、タナゴが堰の上流まで遡上するのか疑問でした。
大雨の洪水が頻繁に起こる川ですので、下流に流されることは分かりますが、誰か私のように下流で釣ったものを洪水のない上流部に放流したのかもしれません。

地元の人の話では、昔は腹の赤いタナゴがいくらでもいたということでしたが、利根川からの導水路の貯水池が近くにあり、水落の水路がこの川に注がれているので、アカヒレタビラの新仔が流されて居着いたのではないかと推測しています。
私も、アカヒレタビラを時々釣り上げています。
ただ、在来種のタナゴは絶滅してしまったようで、一度も見たことがありません。
現在は、浄化槽が普及してか、水質はカワニナが生息するほど改善され、上流部では蛍も復活しています。
下の写真は、シマドジョウです。この川は、以前は山砂の砂底だったそうで、シジミがとれたといいます。現在は砂底に泥が堆積してしまっていますが、カラスガイは場所により生息しているそうですので、あるいは自然繁殖も起こっているのかもしれません。

雑談の中で、私が下流で釣ったタナゴを放流している隠し釣り場も、外部の人が入り込んで5~60匹くらいずつ持ち去られている、ということを知りがっかりです。頻繁に見かけるそうです。
私が放流したのは500匹くらい。川が氾濫しても、自然繁殖が可能そうな場所を放流場所にしていたのですが…。
この川は、小さな堰が何カ所かあるために、区間を区切って放流の成果を確認するのに好適かと思います。最上流部の貯水池と最初の堰の間は、在来種がいる可能性があるために放流はしないようにしています。